2010年06月11日

再トライ分、発芽開始!!

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左下に写っている、大きいのは初回で生き残ったBlack knightです。
季節柄、日照は良いのに土壌が乾燥しやすい条件が続いた為、発芽までに若干時間がかかりました。といっても、日照を犠牲にして土壌水分を過多にならないように加減しつつ、温度も上げたら1週間で出揃ってきました。

今回写真に写っている中で中段が、アラビクムのRa Chi Nee Pan Dok、ソコトラムのKhao Hin Zon。どちらも、7/10発芽してます。少し深く埋めすぎた感があるので、土が盛り上がって来たら丁寧に払い除けてあげてます。

このほかにも、ソコトラムのPhet Ban NaとKhao Hin Zonの園芸変種:Black Dragonを植えましたがこちらも発芽して土が盛り上がってきました。好条件になると、さすが発芽率が高いですね。


さて、左下のBlack Knightですが葉が5〜6枚になってきましたので、そろそろ盆栽仕立にするために避けて通れない作業をする段階まで成長してきています。
もっとも、本場タイの気候(1年中、日本の真夏とそっくりな気候)でビタミンや成長ホルモンを豊富に含んだ水溶液を使って育てると、この段階で人間の指の太さを超える様な大きさに育つらしいですが、そこは日本の普遍環境なので、じっくり行くしかないですね。


さて、この段階で実施する作業について、予告しておきましょう。
この段階で、必須の作業とは将来の塊根仕上げを見据えた、根の形作りです。この作業を怠ると、魅力的に絡みあったりくねったりした根が無い、ただの寸胴な多肉になってしまいます。

具体的なやりかたは、

@株を丁寧に根を切らないように土から堀上げ、根に水を吹きつけて完全に土を除去します。

A軸から直根を除いて、6〜7本根がある事を確認します。

B直根を消毒したカッターで、根が分岐している先2cm程度のところで切断します。

C3.5号鉢に鉢底から荒い赤玉を半分くらい入れ、新しい土を摺り切り一杯まで入れ湿らせた後、その中心に根が分岐しているところまで差し込むように植えます。

D分岐している根が中心から放射状に広がるように方向を調整し、爪楊枝2本で挟んで動かないように、土表面で固定します。

E鉢の外周部を除いて、湿らせた土で爪楊枝ごと盛り土をします。

F鉢の外周部には、たっぷりと緩行性肥料(低N、高PKのもの:6-20-20など)を置いてから覆土します。


こうして、また暫く日本の真夏条件で育成していくことになります。
注意点は、分岐している根は細根なので、植え替えを待つ間は霧を吹くなど常に水分がある状態を保つことです。

Aの際に、根の本数が足りない場合は、分岐している根の半分程度を長さ5mm程度残して切断し、再度土に植え直して株の回復と根の分岐を促します。

Dの作業の際に、鉢中心に長さ1cm程度に切った、直径5cm程の塩ビパイプを置き、中央の土を盛土して、より根をダイナミックに根を形作るテクニックもあるようです。
posted by フォル at 21:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記