2010年08月17日

根の形作りから1ヶ月

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7月に行った、根の造成から1ヶ月が経過しました。
写真の苗は、作業を行った17本の中で最も伸びが良いものです。土に埋もれて根は見えませんが、しっかりレイアウトした通りに根幹が固定され、細根が張り出したと思われます。

しかしながら、一方でこの作業によってダメージを受け、その回復の為に一時的に成長が止まったり、未だ立ち直れない苗もあります。

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これは、処理を行った当初根の付きが悪く、下葉が落ちてしまいましたが、なんとか回復してきた苗です。

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この苗は、今もなお回復途中です。アデニウムは、ダメージを負って一時的に成長を止めて回復するときは、直射日光で更にダメージを受けないように葉を閉じます。


・大きなダメージを受けた原因は何か?


これが、今回のポイントです。

原因@ 根の形成の際に、直根を大きく切り過ぎた。

横へ張っている根の本数を気にするあまり、直根を切り過ぎてしまった事です。横根の数が多い場合は、横根を処理すべきであり、直根は成長点を落とす程度に留める。
日本の季節限定的な気候の場合、直根の切り過ぎは命取りの様です。


原因A 用土の盛りが不足していた。

タイのマニュアルでも、根を楊枝で固定した後、根元は2cm程埋めるとあったのですが、僕の鉢では土の盛りが足らず、根元付近で0.5cm程度しか埋まっていませんでした。
これにより、根元が不安定かつ乾燥する状態が発生し、根を衰弱させてしまいました。


更に折が悪いことに、作業を行った7月は、作業後に連続一週間も強風(時には暴風)が続いたこともあり、苗が風で揺さぶられ傷ついてしまうといった事態も発生しました。

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これは、根元が風の揺さぶりで傷ついてしまった様子です。
我が家は、温室を置くことすら叶わない環境ですが、温室も今時期は温度調節の為、通風していることが多いと思われますので、作業直後の強風にも注意が必要です。


以上の結果として、17本中2本がダメとなってしまいました。
残る15本を、今夏〜秋にできるだけ太らせ、タイには情報の無い日本の冬に対応できる株に成長させるのが、これからの作業になります。

1ヶ月程しましたら、成長過程をお届けできると思います。
posted by フォル at 20:46| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記