2010年07月11日

Root Creation

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今年の梅雨は、だいぶ長引いててなかなか空けないですね。
梅雨に入ってから、日光量が少ないので出勤前に遮光外したとたんに日が照るとか、もうイヤになりますね。

さて、そんなこんなで再トライから1ヶ月ほど経過しました。
今回は、写真のように発芽も良好であっという間に、葉が5枚ほどになりました。本家タイでの実生株に比べると、ちょっと小さいですが、日本の梅雨という環境下では、まずまずじゃない!?

では、アデニウム盆栽を作る上で欠かせない重要な作業

Root Creation:根の造成

を早速行いましょう。

用意するもの:直径10cm前後の鉢、軽石か赤玉土大粒、ハーブの土(実生時のもの)、爪楊枝、園芸鋏、低N高PK遅効性肥料

まずは、苗の植わっている土を水中で丁寧に除去した後、流水で根を洗い付着している土を全て落とします。アデニウムの根は、非常に脆く、簡単に折れてしまいますので、細心の注意が必要です。

なお根を洗った苗は、ごく浅く水を張ったトレー等の置き、作業の時まで乾かないようにしてください。

1苗あたりの作業時間は、結構長いです。

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太っい茎とは対象的に、細い根元と何本かに分かれた根が確認できます。ここで、直根から横方向に伸びている根の本数を確認し、6〜8本を残して、それ以降の直根を切断します。

根の整理が出来たら、次は鉢と土の用意です。
鉢の半分程度、軽石か赤玉大粒を入れます。

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次に、ハーブの土を鉢一杯に入れ、中央がせり高くなるように軽く固めます。

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写真では、少し土が少な目ですが、中央が鉢目一杯で周囲が9分目くらいの高さになるのが理想です。

土の用意が出来たら、先ほど根をカットした苗を中央に据え置き、横に張り出している根が四方八方均等に向かう様に、土の表面に置きます。苗や根の方向の固定には、爪楊枝を次々に土に差し込んで、支えとします。
根は、無理に曲げるとすぐ折れてしまうので、気をつけて行ってください。

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根のレイアウトが決まったら、外周に遅効性の低N、高PKの肥料を多めに置きます。今回、僕が使ったのは3−20−20という成分比のものです。あまりNが多いと、葉が茂ってしまい、盆栽になりにくくなるので注意してください。

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肥料を撒き終えたら、土を被せ軽く押し固めます。この時、爪楊枝は挿したままにします。特に苗の付近は、土の上にただ置かれているだけのような状態です。根が張って安定するまでは、しばらくこの状態で育成します。

IMGP0474.JPG

根切り直後でも、直射日光下で育成してもほぼ大丈夫だと思いますが、水分を吸い上げられない状態での直射日光はダメージになります。直根を比較的長く切って、切断面が大きい時は1週間くらい明るい日陰で養生したほうが良いと思います。

さて、これで夏が終わるまでに順調に太くなってくれるでしょうか。
posted by フォル at 20:59| Comment(10) | TrackBack(1) | 日記
この記事へのコメント
はじめまして。
今自分も、同じような状況なのでがんばってください。また、盆栽に仕立てるための方法など、どんどん更新してください。周りにはアデニウムファンが多いので、みんな期待しております。
Posted by ジュプン at 2010年08月03日 00:41
>ジュプンさん

お返事遅くなりまして、すみません。
タイからの簡単な情報を元に、何とかチャレンジしております。これから、タイには情報の無い日本の気候での管理など、様々な困難や失敗が予想されますが、何とか頑張っていきます。
Posted by フォル at 2010年08月07日 20:24
タイから種を購入するには、どこから、どのような手順や、やりとりで購入できるのでしょうか?
Posted by ジュプン at 2010年08月07日 23:40
>ジュプンさん

またまた、お返事遅くなりましてすみません。
検索エンジンでAdenium arabicum bonsai等で検索をかけると、タイのナーセリーがいくつかヒットすると思います。
私は、このサイトのリンクにあるAdeniumseeds.comでオーダーしました。

その中に種子を販売しているところがありますので、そのサイトに書かれている手順でオーダーすることになります。
支払いについては、Paypalを使えるようにしておくと便利かもしれません。
Posted by フォル at 2010年08月14日 20:44
ご返信有難うございます。
最近のアデニウムはどんな状況でしょうか?お忙しいかと思いますが、うpお願いします。m(_ _)m
Posted by ジュプン at 2010年08月15日 08:36
>ジュプンさん

コメントありがとうございます。
根の処理から1ヶ月過ぎましたので、近日更新する予定です。温室も持てぬ身で、経験0からの無謀な挑戦ですが、失敗も含めて更新したいと思いますので、アドバイス頂ければ幸いです。
Posted by フォル at 2010年08月15日 20:36
みんなで頑張りましょう!!
Posted by ジュプン at 2010年08月16日 00:36
初めまして
昨年知人からアデニウムの大きな鉢を譲り受けたところ、夏〜今現在までずっとたくさんの花が咲き続け、愛着が沸き、ネットで色々調べて種からの栽培もできることを知り、早速種を買って植えたものの、どの様に栽培するのがいいのかがわからず、又ネット検索をしてこちらを知りました。
写真をupされているのでとてもわかり易く勉強になります。
21日に種を植えたばかりですが、気になってしかたがありません。
芽が出てくれることを祈ってまた参考にさせて頂き育てたいと思います。
ブログの更新も楽しみにしています。
札幌在住 
Posted by mimoz at 2012年05月24日 11:20
>mimozさん

はじめまして。
私の拙い記録をご覧頂いてありがとうございます。

アデニウムは、最近ようやく様々な園芸種が出回り始めたようですが、大きな株はまだまだ高値ですので、どうか末永く大事になさってください。また、アデニウムに興味を持たれた事を嬉しく思います。

さて、アデニウムの実生を始められたとの事ですが、アデニウムは大きく分けて花が主体であるオベスム園芸種と、肥大した幹が主体になるアラビクムまたはソマレンセ園芸種に分かれます。

本ページは、幹を主体にしたアラビクム・ソマレンセ園芸種になりますので、お播きになられた種がオベスム園芸種の場合は根の造成や、多量の肥料投与を行いますとダメージを与えてしまうのでご注意ください。

種子の発芽は、最低25℃をキープして頂くとスムーズにいくと思います。
その後は日中35℃前後で通風がある環境で最も旺盛に育ちます。

ともにアデニウムをじっくりと楽しみましょう。
Posted by フォル at 2012年05月24日 23:56
お返事ありがとうございます。
蒔いた種はオベスムですので、慎重に管理していきたいと思います。
Posted by mimoz at 2012年05月26日 16:06
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