2016年08月01日

アデニウムは、今も元気です。

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(写真をクリックすると、拡大表示されます。)

その後アデニウムがどうなったか。。。とお問合せの声が未だにあり、大変喜ばしく思います。

そして、これが今の姿。左から10号、8号、8号鉢です。
(※ちなみに大きな穴があいたアデニウムが一番左の10号です。穴は真後ろに隠れています。)
ここまで来ると急激には大きくなりませんが、年々大きくなっています。


最近は、たまに趣味の園芸サイト(https://www.shuminoengei.jp/)にアクセスしております。
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2013年07月29日

引っ越す事になりました。

諸般の事情により、アデニウムを育成していた一軒家を離れ、マンションに引っ越す事となりました。マンションでは、残念ながらベランダのスペースが非常に限られており、アデニウムを続けることができるか定かではなくなりました。


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気温30℃超えの時期が到来し、アデニウムは今が最も旺盛にしています。今時期は、多肉植物とは思えないほどの水飲みです。同じアデニウムでも花が主体のオベスムは、毎日のように水をやるとやり過ぎと言われてますが、盆栽を目指すアラビカムで逆に水を控えるとこうなります。


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1週間ほど水が切れただけで、落葉が始まってしまいました。この後、水やりを戻したので新たに芽吹いた芽から葉が旺盛に出てきました。水やりの影響かは分かりませんが、私のアデニウムは自然に成長点が潰れてしまうことがよく発生します。品種により枝が短く止まるものもあるそうですが、これは分かりません。


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多肉植物界の重鎮である二和園の向山氏にお伺いすると、花を楽しむオベスムはある程度太い枝にならないとしっかり花芽が付かないのだそうです。私のアラビクムはこの様に止まっては、枝分かれを繰り返しているために花芽の付きが悪いのかもしれません。

花を楽しみたい方は、盆栽作りを避けて太い1本枝にするか、年数をかけた充実株に作り上げるしかないようです。


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すでに、我が家に居たアデニウム以外の多くの植物は、新たに世話をしてもらう方を求めて巣立っていきました。何点かの植物は私が世話をしてもらいたくないと思う人物の手元に渡った事が分かり、悔やみきれない限りですがいたしかたありません。


3年余りにわたり、ご覧頂き楽しみにされていた皆様には誠に心苦しいかぎりですが、一旦ここでひと区切りとさせていただきます。私の記録により、アデニウムに興味をもたれたり育成の参考になった方がおりましたら幸いです。



ありがとうございました。
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2013年06月16日

梅雨に入りました。

梅雨に入り、本格的に蒸し暑い季節が到来しました。日照があまり期待できないうえに鉢内に与えた水分がいつまでも残ってしまうので、根腐れに気をつけなければならない時期です。
今時期は、南または東向きの風通しの良い庇の下などが良い置き場となります。


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冬に幹腐れした株です。根もしっかり張って、幹に色艶も戻り葉もたくさん出てきました。ここまで元気になれば、一安心というところです。芽の数が多いのは、昨年塗ったビーエー液剤の影響かもしれません。


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今年も花芽が出てきましたが、ダメになってしまいました。花芽が出てくる頃に急激に日光が強く、湿度が上がってきたためと思われます。残念ですが、花は株を十分に充実させてからにしたいと思います。


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枝が伸びてきましたので、アルミ針金を新たに巻きました。こうして、アルミ針金を巻くと枝が成長して太くなった際に、ある程度横方向に誘導することができます。和風盆栽でもよく用いられている方法です。アデニウムは成長が早いので、今時期に巻くと秋頃には効果が見えてきます。


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アルミ針金は、枝の元で片端を指で押さえて若芽や葉に注意しながら、ゆっくりと枝に巻きつけていきます。巻きの間隔がせまいほど、強制力がありますが無理をしすぎると折れたり、腐れてしまうので適度に施します。

こうして、枝や葉の間隔を均等にして風通しよくすると充実した株にすることができます。
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2013年05月06日

ようやく動き始めました。

温室や加温している屋内では、アデニウムも4月早々に新芽が動き始めている所ですが、無加温・温室無しだと初夏の陽気になるGW頃が活動開始の時期です。しかし、今年は夜間に妙に冷えたりと動きが少し鈍いようです。


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1月に腐った部分を取り除いて殺菌剤を塗って乾かしていた株です。4ヶ月近くつるして乾燥させていた為に傷口から水分がかなり蒸発して株全体が小さくなりました。


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水分が失われて、裏面の樹皮も皺が寄っていますが緑色は失われておらず、これでも生きています。根は、光を浴びたせいか葉緑素が作られて緑色になっています。


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復活させるために植え込みの準備です。まずは、せっかく乾いた傷口に水分が浸入してトラブルの原因にならないように樹脂系の傷口保護剤を塗り保護します。茶色なのは、樹木用のためこの様な色に保護剤が着色されているためです。


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芝の目土(赤玉土細粒)1:赤玉土小粒1:日向土小粒1の用土に植え込みました。体力が落ちている株に有機分を含んだ用土では腐敗を招くので無機質用土とし、細根の発生を助けるために粒径を小さめとしました。

風通しの良い明るい日陰で蒸れないようにしつつ用土が温まるように管理し、水分を吸い上げて幹が張りだしてきたら日当たりの良い東向きの場所に移します。


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この株も太い根の1本が元からダメになっていたので、切り取ったものです。1ヶ月ほど干したのに萎れるどころか、干した場所が暖かいために幹にはハリがあって先に新芽が動きだしていました。


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幹はだいぶ太くなり、これからは健康に成長させつつ樹姿の作りこみとなってきました。種をまいてから3年間経ちましたが、少しはアデニウム盆栽と言えるようになったでしょうか・・・?
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2013年01月12日

管理不行届き

冬季間中、昼間も日光浴の為に外に出していたのですが不意に帰りが遅くなったり、天候の急激な変化に対応できずに寒さに当ててしまった結果、一番大きく育っていた株に幹腐れが起きてしまいました。


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表面上は、初めに直径1cm程表皮の色が薄茶〜赤系の色に変化した程度だったので、日焼けかと思ったのですが、1ヶ月ほど経って1つの枝の葉のみ急速に枯れが入り、幹の一部が4cm程の範囲で軟化してきたので急いで切り落としたところ、かなり腐れが進行していました。表皮の色は薄茶〜赤系で一見問題ありませんでした。

この写真は、元気な組織が出てくるまで腐れた部分を取り除いたものです。
再生できるかは分かりませんが、サボテンと同様に切り口に殺菌剤を塗って充分乾燥させます。


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腐ってしまった組織です。白い部分が赤茶色になっていますが、表皮の緑色の部分がほぼそのまま残っているのが分かるかと思います。些細な変化に気づいた時点で手を打っていれば・・・と思うと、残念でなりません。
こまめに状態を確認する重要さを改めて思い知らされました。
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2012年11月27日

3度目の冬支度です

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暦の上での季節はすっかり冬となりました。気象庁の長期予報では、寒さが厳しい冬となりそうです。すでに朝晩は屋内の冷え込まない場所に取り込んで徐々に低温に慣れさせていますが、元気な株でもだいぶ落葉が進んでいます。

この時期の水やりは、表土が乾いてから数日してなるべく暖かい時に通常の1/4程度与えていますが、目に見えて吸い上げが悪くなっています。


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葉があるうちは、葉から水分の蒸散作用があるのであまりに長い期間断水すると、株全体の水分が失われて弱ってしまいます。かといって与えすぎは、低温時に根腐れする原因なので、しばらく水をやっていないなと思い出した程度にするようにしています。

断水中でも穏やかな晴天で日中の暖かい(気温10度以上の)日は、外に出して直射日光に当てています。アデニウムは、樹皮の下にも葉緑素があるので葉が無くても光に当てることで休眠中の体力維持に大いに効果がある感じがします。


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これは、盆栽用園芸種ではなくアラビア〜紅海地方に生えている原種のアラビクムです。盆栽用と同じく、かなり落葉しています。盆栽用園芸種でも同じ性質のようで、アラビクム系は落葉が早いです。ただ、落葉が終わらなくても焦る必要は無いようです。


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同じく、原種ソコトラナムです。こちらは、まだかなり葉が残っています。というより、紅葉すらしていないですね。盆栽用園芸種でもソコトラナム系は同じ性質を受け継いでます。この系統は、越冬中も葉が残って翌年に持ち越すので、日光浴と適度な水分が欠かせません。


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原種スワジカムです。最近は、この種の園芸種が作出されているようで似ている株の画像を目にすることがあります。葉が上記2種とは違い緑色が薄く、裏に毛が生えています。そのぶんアラビクム系よりは紅葉が遅いようです。


本記録もまた来年春に向けて休眠に入ります。
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2012年10月28日

紅葉が始まりました。

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秋の訪れと共に気温が下がり、アデニウムも紅葉落葉が始まりました。タイ園芸種の中では、タイアラビクム系の紅葉落葉が早いようです。この株は、真っ先に葉が落ちたのですが、暑さの戻りがあってまた新葉が芽吹いてしまったものです。


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この株も画像では分かりずらいですが、全体に気味がかってきており月末あたりにはかなりの葉が落葉するのではないかと思います。紅葉が始まっているため、水やりは控えめにして土が乾いてから2,3日して与えるようにしています。


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一方のタイソコトラナム系は、まだ紅葉もなくしっかりしています。この株は、昨年も落葉せずに室内越冬しましたので、おそらく今年も10℃前後を保ってやれば落葉しないかもしれません。

今年は、秋らしく長雨が多いのですがこの長雨に当てて土が湿りっぱなしだと強健なアデニウムといえどダメになるので、天気予報を見てはちょくちょく軒下に移動する日が続いています。


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今年は、ためしに発泡スチロール製の盆栽鉢に植えてみましたが、結果は非常に良かったと思います。厚さがありますが、プラスチック鉢より蒸れた空気が抜けやすいのか土の乾湿のメリハリが非常に作りやすかったです。

また、適度な保温性もあるようで風の強い日でも陶器鉢のように冷たくなることはなく、根の張りも良いように思えました。来年の植え替え時には、手ごろなサイズの鉢が入手可能ならば採用したいと思います。
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2012年09月22日

幹が太くなってきました。

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連日続いていた猛暑にようやく落ち着ける日が来るようになってきました。とはいえ、平均気温は28℃前後ありますので、表土が乾いたら与えています。日が短くなったこともあり、アデニウムも葉茎の成長が止まって幹が肥大するようになってきました。気温が20℃台を割るまでは、まだ暫く野外管理です。


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2ヶ月前に剪定してビーエー液剤を塗った株です。株元の芽が大きくなってきましたので、先に延びていた枝の元にある葉を落として新芽の風通しを良くしました。※先月の1枚目の写真と比べると、どの葉を落としたかが分かります。

こうすることで、日光や風が均等に当たるようになりバランスがよくなります。


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実生してから2年4ヶ月間でどのくらい太くなったか計ってみました。胴回りは太いところで、35cmといったところでしょうか。多肉植物としてもかなり早い太り方です。この早い成長が、海外で盆栽として人気にもなっている理由なのでしょうね。


先日、多肉植物を生業としている園主さんとお話をする機会があったのですが、かなりの方々が2年目の冬に寒さでアデニウムをダメにしてしまっているのだそうです。実生した年の株は、表面積も小さく寒さに耐えているそうですが、大きくなる2年目で耐えられなくようです。

冬越し用の置き場所は、今のうちから早めに考えておく必要があります。
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2012年08月27日

剪定から1ヶ月経ちました

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連日の猛暑、熱帯夜続きのおかげで1日でカラカラになってしまうので毎日夕方または朝方に水をあげています。とても多肉植物離れした管理方法ですが、アデニウムやパキポディウムの一部はこのような管理を好むようです。また、実験的に使用してみた発泡スチロール製の盆栽鉢ですが、通気性がほど良く保温性もあるのでアデニウム栽培には向いているようです。


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先月に中央の芽を剪定し、ビーエー液剤を塗った株です。
切る前から僅かに芽吹いていた側芽ですが、ここまで大きくなりました。頂芽がなくなったおかげで、他の側芽も勢いが出てきましたが、元々この種は枝を長く伸ばすタイプのようで新たに出た芽の数は少なめでした。ビーエー液剤は、やはり生えたばかりの緑色の部分に塗ると良く効くようです。


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こちらの株は、枝元が葉だらけになって見えなくなっています。
この種は、枝が比較的短い期間で成長が止まってしまうため自然と枝分かれが促されるタイプです。


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葉をかき分けてみると、いろんなところから側芽が出てきています。
このように幹元に芽が沢山あると、後に盆栽に仕立てる時に型を作りやすくなります。
和風盆栽で言うところの、懐芽(ふところ芽)ですね。来年あたりにこれらの芽が大きく伸びてきたら、針金をかけます。


今年は、猛暑・熱帯夜が長く続く予報が出ていますので暫くの間は、育成に専念した記録になる予定です。
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2012年07月29日

枝の調整はじめました

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ようやく暑い夏となりました。
人間にとっては、しんどい季節ですがアデニウム達にとっては待望の夏のようです。
急激に枝葉を伸ばし始め、側芽も出始めてきましたので、枝の調整を始めました。


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この株は、幹は太いものの枝の数が少なく中央の頂芽が優勢になっています。
枝元は写真の通り側芽は出ているものの少し寂しくなっています。(元々がこういう種なので、仕方ないのですが。)そこで、今回は思い切って真ん中の枝を選定して側芽の発生を促してみます。


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今回は、側芽発芽促進用に植物成長調整剤も使ってみます。
通常、さくらんぼなどに50倍程度に薄めて新枝の表面に散布するものですが、今回はそれなりに樹皮が出来ている箇所等に塗りますので30倍で使用してみます。

さくらんぼで報告されている例では、25倍で使用しても特に高濃度障害は出ていないようです。


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まずは、真ん中の枝を消毒した切れ味の良いカッターナイフでスパっと落とします。
植物を心をこめて育てていると枝を思い切って落としたくない衝動に駆られますが、ここは心を無にして一気にそして思い切り落とします。

切り落とすと、表面から樹液が出ますのでこれを丁寧にティッシュペーパー等でふき取ります。樹液は、毒性がありますので直接触れないように注意します。しばらく、ふき取り続けると止まってきます。


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ビーエー液剤の30倍希釈液を綿棒を使って丁寧に枝元付近と切り口に塗っていきます。ここで若芽に薬剤が付着しないよう細心の注意を払います。付着すると、若芽が奇形を起こす可能性があります。


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塗り終えたら、手早くカルスメイト等の切り口癒着促進剤を塗って切り口を保護します。切り口をそのままにしておくと、思いのほか乾燥が中まで進行して幹割れや腐りの原因になる事があります。(盆栽をされている方だと、キヨナール等の方が有名でしょうか・・・。)


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うまく植物成長調整剤が働くと、側芽が塗った箇所付近に出てくるようになります。

ただし、植物成長調整剤は、植物の成長ホルモンに非常に似た作用を起こす薬剤なので大量使用は非常に危険です。
使用は、数年間で1回使用するか否か程度で樹勢の弱い株への使用は絶対に避けます。


本家タイのアデニウムがなぜ若い頃から枝が沢山出ているかというと、若芽のうちに根の成長ホルモンを与えて根の発達を人工的に促しているためです。

今回使用した植物成長調整剤と似た植物ホルモンは、実は植物の根で作られます。一方で、タイで使用されている根の成長ホルモンは、植物の成長点(芽)で作られます。

これらのホルモンは植物内ではバランスが取られていて、芽と根のどちらか一方が何らかの原因で欠損するとホルモンのバランスが傾き、欠損した側の再生に成長パワーが向けられる仕組みです。

よって、若いうちに根が多く作られたタイの株は自然と枝を多く発生する状態になっているわけです。



今回はその他に枝が伸びた別の株にはアルミ針金をかけてみました。

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アデニウムは、枝が柔らかいので1mmと1.5mmを使っています。これで、うまく横方向に枝を誘導して趣きのある形になってくれると良いのですが。
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2012年06月27日

思いのほか涼しい初夏です。

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更新が遅くなってしまいました。
植え替えから、1ヶ月半が過ぎました。6月に入り、例年の初夏のような気温を期待していたのですが、思いのほか最低気温が17℃前後の日が多く、アデニウムの成長が波に乗らない感じです。
人間にとっては過ごしやすいのですが・・・


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こちらは、中での一番の大株。
昨年からの葉が付いたままで、今年の葉がようやく出てきましたね。葉が元気の無いのは、先日の台風4号による大風でまたしても潮風に当たってしまった為です。街路樹の葉が茶変している中で、緑を保っているのはやはり砂漠の薔薇ですね。


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これは、花芽でしょうか?中央の枝に出てきました。枝分岐かもしれませんが、中央頂芽が伸びてきているので来月あたり気温が上昇した頃に剪定予定です。そろそろ、株姿を気にした調整を始めなければなりません。


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この株は、幹が細く枝ぶりも中途半端になってしまいましたね。
しかも、根腐れを起こしていたので急いで堀り上げて、腐った部分を取り除いて1ヶ月くらい吊るして乾燥させてから植えなおしたものです。

アデニウムは根腐れを起こしていても葉茎には異常が出ないので、時折幹の硬さを確かめる事も必要です。


枝を何とかしたいところですが、まずは幹を太らせるために葉を充実させないといけませんね。


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この株は、昨年新芽がこじれてしまい全く育たなかったので、春に仕立て直した株です。枝はそれなりに出てきましたね。これも幹を充実させたいです。


というわけで、枝数を増やす為に来月は少々人工的な処理をしてみます。使用するのはこれです。


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りんごの側芽形成などに用いられる、ビーエー液剤です。
成長期の枝に塗布すると、枝の分岐を促す効果のある植物ホルモンですが、反面使用法を誤ると奇形や異常を起こす危険な薬剤です。したがって、使用は1度きりで慎重に行います。

もし、この記事を見て使用したいと思われた方は、すべて自己責任で行ってください。
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2012年05月05日

ちょっと早いけど、植え替えました。

長く寒い日が終わったと思ったら、いきなり春が終わってしまったような気候ですね。
白梅と桜が一緒に見られるなど、今年は本当に気候がおかしいです。塊根類も未だ目覚めないものもあるなど、どうして良いのか困る日々です。


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さて、昨年6号浅鉢に植えたアデニウムですが、上の写真のようにたった1年間で根が伸びるスペースが無くなってしまいました。本来は、芽が本格的に動き出してから植え替えが良いのですが、このままでは詰まってしまいますので植え替えます。


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早速、引き抜いた後に流水で根を洗って老廃物の溜まった土を洗い流します。浅い所で根がキメ細かく伸びていますね。底の浅い盆栽に仕立て上げるには、こういう根の張り方がベストです。

さて、今までが6号でしたのでこれより大きい鉢に植えるわけですが、大きい浅鉢って中々ありません。
色々探したところ、こんなのが見つかりました。


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発泡スチロール製11号角鉢。

いわゆる盆栽鉢を型取った発泡スチロール製の鉢です。陶器製でかなりのお値段がする盆栽鉢よりかなりお手ごろで、しかも発泡スチロールって植物の育成に良い効果があるということなのでコレを使ってみます。


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大きいわりには浅いので、底には軽石ではなく赤玉土大粒を浅く敷きます。


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今まで使っていたハーブ土は、近所のホームセンターがずっと扱っているはずもなく当然のように無かったので、プランター用の混合用土1:赤玉小粒1:赤玉大粒1で保水排水性を重視して作ってみました。

キメ細かい根を張らせるには、こうした大小の粒で隙間を作ってあげると良いようです。


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中央を盛り上げて、アデニウムを置いた後外周に低N、高PK肥料をたっぷり置くのはこれまでと同じです。この株は、昨年1年間でたっぷりの肥料を全部喰ったみたいで抜いたときに肥料カスが全然ありませんでした。


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植え替え完了です。
ついに尺鉢よりも大きい容器になってしまったので、これからは鉢はこのサイズに抑えて育てて行きます。発泡スチロールなので、根が横から突き破りそうな気がします。
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2011年11月26日

冬支度です。

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今年もめっきり気温が下がって、冬越しの準備の開始です。アデニウムも最低気温が1桁になる頃から夜半には屋内に取り込んでいます。今時期の気温ですと枝葉の成長は全くありませんが、10度を切らなければ落葉させずに維持できるようです。

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昨年の冬越しの際に葉を落とさずに過ごさせた株は、早春から幹の肥大が良かったので今年もそのように維持をしていきたいと思います。この1年半は、植え替え時の根の整理以外は自由に成長させたおかげで、幹も直径約10cmまで太りました。本場タイでは、このサイズだと8ヶ月くらいだと思いますので、日本の温室なしではまずまずでしょうか。

来年は、枝の調整も初めてみたいと思います。

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今年も越冬用のスペースを南向きの部屋内に用意しました。今年は、植物育成蛍光灯の排熱もあるので適度な気温も期待できそうです。水やりは、葉があるので土が乾いたら与える程度を維持して来春まで過ごします。
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2011年10月16日

台風、その他の影響が。

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私生活の関係で更新が遅くなってしまいました。
前回の記事の頃に比べ、だいぶ気温も下がりアデニウムの枝葉の成長は、かなり鈍くなっています。
また、そんな最中に台風15号が関東地方を直撃した事もあり、露天で育てているアデニウムにも影響が出てしまいました。

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落葉の時期にはまだ早いですが、ところどころ葉が枯れ落ちています。
我が家は、海から10km近く内陸なのですが台風の猛烈な風によって、海から大量の潮しぶきが運ばれて塩害が出てしまいました。街路樹の海向き側が茶変して枯れるほどの想定外の事態でしたが、本体の枯死には至らず、不幸中の幸いでした。

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気温の低下で枝葉の成長が遅くなったためか、幹が徐々に肥大してきました。
上の写真は、前回の記事の3枚目の写真の株ですが、見比べてみるとかなり太ってきているように見えます。

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とはいえ、品種によりますが写真のように幹が何となく細長いのも出来上がってしまいました。
やはり先細った幹を強剪定して作りこむしかないでしょうか。来春までの課題です。


先月末より、海草の抽出溶液を規定量よりやや薄めにして与えています。今のところ、特に問題は無いようです。
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2011年08月28日

枝止めをしてみたが・・・

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枝止めを施してから1ヶ月経った株です。先月株元に少し顔を見せていた芽が大きくなりました。ようやく盆栽のベースが出来始めたというところでしょうか。幹が土面にかけて太くなってきているので、おそらくこれはPhet Ban Naの性質だと思います。


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しかし、枝止めを施した枝も若干成長しています。この方法は、完全に枝を止めるのではなく、枝の成長を遅らせて他の枝を成長させる方法のようです。完全に止めるには、やはり成長点を潰すか切り取ってしまう心止めしかないようです。


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こちらは、植え替え直後に初夏の強光を成長点に浴びてしまい、中心の芽が日焼けてしまった株です。心止めになってるだけあって何本か枝が出ています。


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しかし、前の株と違い幹が思っていたより太りません。札落ちですが、おそらくRa Chi Nee Pan Dokだと思います。この幹を太らせる方法が、よくわかりません。やはりこの辺りから薬剤が必要になるのかもしれません。


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2011年07月20日

枝止めを始めました。

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梅雨も空け、日照りの様な毎日が続いているので、毎朝水やりをしています。アデニウムは、多肉植物であるにも関わらず夏の最盛期には、普通の植物並に水分を要求します。
とはいえ、長時間の湿り気にはやられてしまうので、浅鉢+軽石による底上げが効果を発揮しています。


気温が高くなってから、生育も旺盛になってきましたがこのままにしておくと、中心の芽ばかりどんどん伸びていってしまいます。盆栽に仕立てるには、短く太い幹に多く分かれた枝が欠かせません。そこで、枝止めを施します。

やり方は、簡単。上の写真は、枝止めを施した株の写真です。
伸びている芽の若葉を1、2枚残して他の葉を全て落としてしまいます。


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伸びている芽は、その芽のふもとの葉からエネルギーを貰って伸びていくので、その葉を落とすと伸びが止まるというわけです。落とす時は、消毒した鋭利な刃物を使って丁寧に落とします。

手でちぎって落とすと、傷が大きくなるのと将来枝の生える箇所の組織まで落とす可能性があります。


落としてから、暫くすると葉のあった付け根から枝芽が伸びだしてきます。


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葉を落とした後は、生育旺盛なアデニウムといえどかなり体力を消耗します。また、芽生えたばかりの枝芽は、強烈な日差しには弱いので暫くは、明るい日陰で過ごさせます。水やりは切る前と変わらずです。


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しばらくすると、枝がいくつも伸びてきて樹木らしい形になってきます。こうして伸びてきた枝をまた枝止めしつつ、株全体を造りこんでいくのがアデニウム盆栽の醍醐味です。和風盆栽より、かなり短い時間でそれなりの樹形になるのもアデニウムならではです。
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2011年06月04日

植え替えの時期が来ました。

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5月頃から気温が上がり始め、休眠状態で停滞していたアデニウムもようやく活動が始まりました。昨年末までに、幹の直径が2.5〜4cmになったものは、3.5号鉢ではもう小さいので植え替えの時期です。

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この株は、既に5cm超え。植え替えの時期を逃してしまっている感がありますが、試行錯誤の手探りなのでこれも植え替えてみます。

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というわけで早速鉢から抜いて、流水で培養土を洗い流して見るとやはりかなり根が張って、鉢の外周まで到達して根鉢を形成していました。しかし、以前の鉢上げ時に根を四方に広げて爪楊枝で固定したことにより、根の張り方は均等になっているようです。

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植え替えは、以前と同じ様に行います。今回は、6号の浅鉢を用意しました。浅鉢が無い場合は軽石大粒を鉢の半分くらいまで入れます。鉢は株の大きさに合わせて、5〜7号が適当です。

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前回も使ったハーブの培養土を適当な量を鉢に入れた後、中央を軽く盛り上げてから、アデニウムの苗をセットします。やはり根が張りすぎていたせいか、盛り土の上で浮き上がっています。もう少し小さい苗であれば、浮き上がらずに根を盛土の上で方向を整えて置く事ができます。

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株のセットが終えたら、外周に緩行性肥料(Nは少な目のもの)を撒いて上から土を盛ってやります。盛土は株元付近も忘れずに盛るようにします。将来は、多少根を浮き上がらせて複雑に絡んだ根を見せるのですが、この株の大きさで空中に露出してしまうと生育不良で太くなりません。

同時に、冬の休眠状態で頂点の芽が止まり脇芽が生えてきました。いくつもの分かれた枝は盆栽の重要な形作りに欠かせないものなので、大事に育ててやります。
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2011年01月15日

しばらく、お休みします。

冬季に入り、アデニウムに大きな変化も無く、また諸事情も重なった事から暫くの間、更新を一時的に休止します。再開時期については未定ですが、再開できる状況が整い次第再開したいと思っております。

当ブログをご覧頂いた方々に感謝申し上げます。
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2010年12月24日

健気に越冬しています

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12月に入ってかなり冷え込む時期になりましたが、気温が落ちる夜間や気象条件が悪く冷え込む日は屋内に取り込んでいるおかげもあって、落葉せずに越冬中です。葉がある=蒸散作用があるということなので、土が乾いた後に気温が上がる日には水やりをしています。

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ここ千葉県北西部は、晴天の日の真昼の気温は10℃台前半まで上がります。直射日光を1日中受けてアデニウムの表面温度も相当上がるようで、大きく成長こそはしないものの樹勢は衰えていません。

とある情報では、今時期は大きめのジップバッグに入れてチャック部分を適度に開き、中を温室のような状態にして育成をするそうですが、一歩間違うと閉じすぎによる超高温と湿度で煮えてしまうリスクもあるので、四六時中様子を見られない私は無難に過ごさせる方法を取っています。

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夜間や気温が低い日は、屋内に取り込んでプチプチシートを二重に覆った棚で保護しています。明け方に部屋は冷え込みますが、棚の中では前夜の暖房熱を保持しているようで10℃前後を維持できているようです。
越冬期間中は、上記の様な管理を続けるので恐らく大きな変化は無いでしょう。


来春は、盆栽へと仕立て上げるわけですが、ここからの育成情報が特に不足している状況です。良い樹姿にするには、和盆栽にも言える事ですが、幹を太く枝は適度な長さでかつバランスよく四方八方に出さなければなりません。


現在の樹姿は、直幹の枝一本ですがここから枝を多く分岐させるには、成長時期にキトサン溶液を週に一度吹きかけることが重要なようです。
キトサンは、甲殻昆虫の殻に多く含まれる成分で、これを吹き付けられた植物は自分に昆虫が取り付いていると勘違いし、盛んに酵素やホルモンを生成して病虫害予防効果引き出そうとします。これが、根や枝の成長に繋がるわけです。

以前、キトサン溶液はサプリ由来の低分子キトサンオリゴ糖を紹介しましたが、葉面散布については高分子キトサンも有効なようです。なるべく手に入りやすい資材を目指しておりましたが、こればかりはネットショップを頼ることになりそうです。

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2010年11月12日

夜間の室内取り込みを始めました。

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朝晩気温が一桁に時期が来ましたが、それでも日中は日光を受けて表面温度が上がるためなのか、落葉はあまり進まず、青々としています。

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今回の挑戦に使っているアラビクムの品種は、本場タイで盆栽用として特に根や幹が育つように品種改良されている、Ra Chi Nee Pan Dok(略:RCN)、Khao Hin Zon(略:KHZ)、Phet Ban Na(略:PBN)などですので、花が綺麗で一般園芸用として日本でも安く手に入るオベサムよりは、耐寒性が若干強いのかもしれませんね。

現在植えてある鉢が3.5号(直径10.5cm)なのですが、オベサムは3,4ヶ月でこんなに大きくなった記憶は無いです。

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とはいえ、一部の株ではようやく葉が黄変してきました。水を完全に切って、乾燥させると黄変⇒落葉するのも早いですが、逆に言えばそれは蓄えてある体内の水分を消費させることにもなるため、私は葉が完全に黄変するまでは完全には切らず、土が乾いて(乾くのに3〜4日ほど)から2日くらいでたっぷり水を与えています。

この状態で朝晩の気温一桁に晒すのは、非常に危険なので仕事から帰宅した後に10〜15℃程度の室温の部屋に取り込んでいます。今のところ、これで問題ないようです。

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成長が早めの株は、脇芽も出てきているようですね。これが将来、立派な枝を作る元になると思うと、楽しみです。越冬期間中は、この脇芽をダメにしないように保温に気配りしなければなりません。特に、水分を与えた後の気化熱と自然風による温度低下は注意したいところです。
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